1959-03-10 第31回国会 参議院 内閣委員会 第11号
○委員長(永岡光治君) まだちょっと委員長から御質問したいわけですが、今松岡委員、横川委員に対する濱野政府委員の答弁があったのですが、閣議で決定されておるものは八つあるんです。法律での審議会、それは二百三十七合目ある。非常にたくさんある。その閣議できめられているものの中で、この国会に出されているものが一つある。
○委員長(永岡光治君) まだちょっと委員長から御質問したいわけですが、今松岡委員、横川委員に対する濱野政府委員の答弁があったのですが、閣議で決定されておるものは八つあるんです。法律での審議会、それは二百三十七合目ある。非常にたくさんある。その閣議できめられているものの中で、この国会に出されているものが一つある。
○濱野政府委員 ただいまのお話その通りでありますけれども、今の制度の上から見ますと、各省の大臣が委員を任命するものですから、その調整はやはり内閣全体としてやらなくてはなりませんが、お説の通り業務の運営改善とか能率を向上するとかいう見地から、私の方で総理大臣に一つの上申をして、その長官に指示を与えることができる権限がございます。
○濱野政府委員 なると思います。
○濱野政府委員 大臣がきょうは事故がありますから、私からお答えいたします。 大原さんの指摘されました問題については、まことに残念なことでありますが、組合保険業務につきましてはまだ監察をした経験がないようであります。
○濱野政府委員 一つの例でありますが、過般の厚生年金制度のような問題の場合に、聞くところによると厚生省当局などでは、中央に年金事務局を置き、地方に八局を置き、さらに府県にそれぞれの機関を置き、すっきりした姿で一本の行政を行うというような案もあったそうであります。しかしこれは今の国の財政状態やその他の問題で許されなかった。
○濱野政府委員 法律上のことですから局長より御答弁した方がいいかと思いますが、これはお説の通りでありまして、確かに盲点がある。身分は国にある、しかも業務上の指揮、監督は地方の公共団体の長がやるというのでありますから、実際そこに一貫した措置がとれなかった、これは明らかに盲点だと私も思います。
○濱野政府委員 お示しの点まことにわれわれ普段念願しておる点でありまして、昔は体力法でしたかございまして、これによつていろいろな点が非常に有効にされておりましたが、戰後これが切れております。
○濱野政府委員 浴場法というものができまして、この前の議会でそういうようないろいろお話があつたように思いますが、三木局長の方でいたしております。
○濱野政府委員 よく申しておきます。
○濱野政府委員 私からお答え申し上げます。
○濱野政府委員 お答え申し上げます。費用の点については縣と私の方と心配しておりまして、患者には負担をかけておりません。たいへんな金をかけて縣も恐縮いたしまして、できるだけの方法を講じております。現在ストレプトマイシンは非常に高いものでありますが、今度アメリカから入つて来るストレプトマイシンは一本五、六百円ぐらいでありますから、たいへん安く思います。
○濱野政府委員 責任は予防予防法にまだ載つておりませんので、檢定その他の問題も審議中でありまして、檢定がきまりますれば、これによつて予防接種法の中に入ります。また製造工程もきまつて参ります。現在は任意にする形になつております。もしつくりました、北里研究所において何か過失があれば、北里研究所は藥事法によつて先般の京都と同じように罪せられることになります。
○濱野政府委員 ただいま御請願になりました精神病院の費用の点でございますが、精神病院法によりまして現在運営されておりまして、從つて費用その他万般非常に不行き届きな点が多々ございますので、どうしても法律を改正いたしまして、根本的に、できれば生活保護法に準じてすべきものであると私ども考えております。ただいま法律の改正に対しまして努力いたしておるような次第であります。
○濱野政府委員 今日まで調べました栃木縣その他におきましては、注射を受けられた方とした方との間におきまして、一應話合いがついたのでございますが、縣といたしましては医師会その他に対しまして、今後こういうことのないようにという注意をいたしているわけでございます。
○濱野政府委員 医者が注射いたしまして、不注意によつて患者にもしも傷害を與えますれば、これは医師法によつてやるわけでありまして、予防法の問題には触れておりません。医師法による問題であります。
○濱野政府委員 入院患者の栄養につきましては、こちらから行きました者、また私自身行きましたときもよく聞きましたが、牛乳その他は多分に行つておるという話を聞いて帰つて参りました。また私たちとしては、厚生省でつくりました栄養食を與えることも努力いたしております。何か昨日承ると、卵が非常に行つておらぬという話を聞きましたので、きのうまた重ねて、そういうことのないように注意いたしております。
○濱野政府委員 私も先般参りましたときに、暖房、それから今の薪炭のことにつきまして一應係官に問い合してみました。今のところ十分手持ちで間に合うということでありました。もし不足の場合には言つて來い、農林省と連絡するからという話をしておきました。
○濱野政府委員 衞生組合制定に関する請願に対する答弁をいたします。衞生組合は從來傳染病予防法第二十三條「地方官方は衞生組合を設け清潔方法、消毒方法、その他傳染病の予防救治に関し規約を定めしめこれを履行せしめることを得」により傳染病予防救治のため、市町村に設立されておりましたが、その一部は戰時中町内会、部落会に合併され独立的性質を失つておりました。
○濱野政府委員 遠賀川の河水汚濁対策につきましては、再三、係官を派遣いたしまして、その処置を講じてまいつたのでありますが、未だ十分な効果を得るに至つておりませんので、この対策として二十三年度において、六市一町の水道に予備沈澱池を設け、取水、淨水を容易ならしめる事業を公共事業として計上し、目下、これが予算案の御審議を願つている次第であります。
○濱野政府委員 もし事実であるとしましたなら嚴重に取調べます。またそういう問題は、今後衞生教育の徹底をはかりまして万全を期したいと考えております。
○濱野政府委員 全く同感なのでありますが、困難なのであります。
○濱野政府委員 お答えいたします。私どもとしてはこの原案でぜひお進み願いたいという考えであります。ただいま法務廳からお話がありましたように、ある研究されてここまで來たものでありますから、ぜひそうお願いしたいと思います。
○濱野政府委員 大体できるつもりでおるのであります。またこの問題は人権蹂躙とも関係いたしますので、一層そういうことのないように努力はいたしておるんですが、覚書の線には大体これでできると存じております。
○濱野政府委員 これは速記をやめていただきます。
○濱野政府委員 今おつしやつたのは二十七條……。
○濱野政府委員 B・C・Gは日本では昭和十三年に学振で取上げまして、それ以来ずつと研究してまいりましたが、学振の成績については、相当数の人を扱いまして、昭和十八年でしたか、発病が二分の一、死亡者が八分の一まで下りました。なお最近の府県の例で申しますと、石川県とか北海道札幌、近い所で栃木県あたりでは、青壮年の死亡が非常に減つてまいりました。
○濱野政府委員 この予防は性教育の指導でありますとか、花柳病予防のいろいろな施設普及でありますとか、ないしはそれに関連しまして個人的な問題が起きてまいりますが、そういうような性病の予防全体を含めて指摘しておるのであります。
○濱野政府委員 これはちようど第六條、第七條にこれを受けて出ておりますが、要するに届出をし、それから患者に口頭または書面で治療のいろいろなことを教えていくということについて、特に御協力を願いたい、これが法案の趣旨であります。
○濱野政府委員 淋菌に対しましては檢微鏡檢査、要するに分泌物その他を特にマツサージその他の方法でとりまして、檢微鏡下に置きまして、淋菌のいる、いないを檢定、檢査する。またそういう治療を現在いたしております。
○濱野政府委員 興除村の実情については御同情にたえないところである。水道に対する國庫の補助は、給水入口一万以上の場合に行われていて、興除村の場合にその適用は困難なるよう考えられるが、岡山縣ととくと協議して善処したい考えである。 —————————————
○濱野政府委員 蛔虫の害毒については仰せの通りでございまして、戰後特に人糞が肥料に代ります今日におきまして、また家庭菜園を特にしなければならない実情におきましては、仰せの通り私たちの手もとにあります調査におきましても、八〇ないし九〇%くらい蛔虫の卵をもつている実情でございますことは、非常に憂慮すべきことでございます。
○濱野政府委員 蛔虫の防ぎ方、治療はもうすでにきまつた定石のものでございまして、要するに便所が全部水洗便所になりますれば一番きれいになる。これはなかなか望んでも困難であります。極力教育によりましてそういうものを補つて、再び口にはいりませんようにしたいというので、政府としましては大正十四年からこういう研究は政府自身がいたしております。
○濱野政府委員 ただいま上程になりました地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き檢疫所の増設に関し承認を求めるの件につきまして、提案の理由を御説明申し上げたいと存じます。
○濱野政府委員 今私の申し上げた八箇所の中にはいつておるのであります。もう一遍申しますと、小樽、函館、横浜、それは横須賀がはいつております。名古屋、神戸、門司、長崎、呉、呉は宇品にはいつております。これで八箇所になります。
○濱野政府委員 有田議員から御質問になりました件でありますが、先般來各病院當事者全部集めましていろいろと懇談いたしまして、將來の對策についていろいろ善處いたしまして、御質問のようなことのないように努力いたしておるのであります。
○濱野政府委員 前にやはり同じことをお答えしたことがございますが、ずつと前は傳染病研究所におきまして長與所長以下いろいろ研究されました。そしてリケツチヤにかかつたこれこれの者がおるということで病氣もよくわかり、その後豫防措置につきましてもよくわかつた。ワクチンができるかできないか、注射によつて疾病を防げるか防げないか。つつが蟲病と同じ問題で種類が違うのですが、この研究が取殘されただけであります。
○濱野政府委員 私からお答えさしていただきますが、仰せの通り國の事務でございまして、それぞれの縣、それから市町村に法律でもちましてその事務を委託いたしております。
○濱野政府委員 ただいまのお話いろいろ承りましたが、若干私から御説明申し上げたらいい點があるので申し上げます。實はここで治療をいたします疾病は、私の局が主宰しておりました結核でありますとか、性病でありますとか、むし齒でありますとかの豫防的處置が講ぜられるのであります。私たちも保健所を、先ほど三木局長の言われましたように二十年前にやつてまいりました。
○濱野政府委員 簡單に御説明申し上げて恐縮ですが……。